どんな逆境もいつも前向きに、強い望みをもって生きてきた人が、若くして亡くなると本当に心が痛む。私は持病もなく生きているんだから、もっと頑張れるでしょ?って思う。本当にショックだった。
でも反面、この世でこんなにも慈しみ愛する心を、溢れるほど育て、出し切った人生を送ってこられたことを、それ以上に羨ましく思う。
また、これでようやく痛みのない世界に行けるね、この世でこんなに頑張ったんだから、すごくいいところに行けたんだろうね、今清々しく気持ちいいだろうね、とも思う。
よくお葬式の挨拶で「故人は無念だと思う」と言うけれど、それは違うと思う。人の人生を、無念で終わらせないでほしい。故人の生前の叶わなかった願いを取り上げてのこととは思うけど、そこではなく、その何万倍も幸せだったことを広げてもらいたい。
慈愛溢れる人の人生は、無念とは掛け離れている。
この企業へのお問合せはこちらから