ジャクソンホールでは米追加緩和残る

市場参加者が注目していたジャクソンホールで開催された経済年次フォーラムでは、バーナンキ米FRB議長が「追加資産購入は排除しない」と発言、市場の追加緩和期待を残した形となり、ドル円は78.19円まで一時下落しました。

また、同時に同議長は「コストは慎重に検討すれば管理可能」とも発言、過去2回の金融緩和の実績を示し、今後、経済刺激策を実施するとしたら量的緩和を実施するというメッセージを市場に送ったものです(英国型の資金貸し出しプログラムは行わない)。

これは前回8月のFOMCと同じような内容ですが、改めて表明したことで、市場に期待が残ったことになります。

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