円売り止まらず

昨晩の海外市場は、本邦貿易収支の悪化を背景に円売りが継続。ドル円は82.50台、
ユーロ円は105.80台まで上値を拡大した。

欧州時間に入ると、東京時間に発表された本邦貿易収支の悪化を材料に再度の円売り。
ギリシャ支援継続への報道を巡って、一旦104円前半まで下落したユーロ円は、来週
の再協議でのギリシャ支援合意見通しを受けて105円台を回復した。

NY時間に入り、発表された米経済指標は概ね予想通りとなり、その反応こそ乏しいも
のの、粛々と円売りは継続。イスラエルとハマスの停戦合意等も円売りを後押しする
格好となり、円絡みの通貨は総じて高値圏でこの日の取引を終えた。


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