先週末の海外市場では、非常に強い米雇用統計の結果を受けて、円売りが先行し、ドル
円は一時82.83円まで上昇。しかし足許上値を抑えられている水準で上昇が止まったこ
と等にポジション調整も見られ82円半ばで越週となった。
米雇用統計は非農業部門雇用者数変化が予想+8.5万人に対して14.6万人、失業率も予想
7.9%のところ7.7%と強い内容。結果的には市場が予想したよりもハリケーンサンディ
の影響が限定的であった形となったが、市場ではこれを受けて円売りが先行。ドル円は
82.83、ユーロ円は106.88まで上昇した。
しかし、ドル円は足許キャップされている82.80台の壁を抜けられなかったことや、
その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数が大幅な下振れを示したことから
次第にポジション調整が強まる形となり、ベイナー下院議長から財政の崖回避に
向けての協議に進展がなかった旨のコメントが出されると、雇用統計の上げ幅を
全て吐き出す形に。
一方ユーロはECB政策委員会の過半数が利下げ支持との報や米粉用統計の結果に値を
崩し一時1.2870台まで下値を拡大。その後、ECBの中心メンバーが利下げに反対して
いることが明らかになり小反発したものの、一日を通じて上値重く推移した。
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