方向感欠き揉み合い

昨晩の外為市場は、円売りポジションの調整等も見られたが、特段の方向感は生まれず。
ドル円は83.60台まで緩んだ後に83円後半で推移し、ユーロは1.31半ばを中心に小動き。

欧州時間は円売りポジションの調整が先行し、ドル円83.61、ユーロ円109.93まで下落。
ユーロも対円での売りに押されて1.3150割れと全般にポジション調整の動きが主体の
値動きとなった。

NY時間に入り、発表された米経済指標はやや軟調。小幅なドル売りも見られたが、
全般に小動きを継続。オバマ大統領とベイナー下院議長の会談で、オバマ大統領側から
社会保障分野での譲歩が見られたとの報に、財政の崖回避への期待感から米株買い・
米債売りの反応が見られるも、外為市場は特段の反応を見せず、ドル円は83円後半、
ユーロは1.31半ばで膠着となった。


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