米国の財政の崖回避に向けての協議は事実上「先送り」の形で崖からの転落を回避し、
リスクオンとなったが、週末の米粉用統計等を見据えてポジション調整が優勢となり、
リスクオンムードは短命に。3日に発表されたADP雇用統計は非常に強い内容となり、4日
発表の雇用統計に対し強気な見方が台頭しリスクオン。その後のFOMC議事録は予想外に
タカ派的なニュアンスが強く、ドル買いに拍車がかかり、米金利上昇の動きを受けてドル
円は87円半ばへと上昇した。
財政の崖回避に向けての協議は、下院共和党が歳出削減の修正を断念する形で、結果的に
は45万ドル以下の所得の家計への減税を恒久化、財政関連では失業保険給付の延長、
強制的な歳出削減を2ヶ月間先送りという骨子。事実上2ヶ月の先送りという形で、辛うじ
て崖からの転落を回避した形。市場はリスクオンで反応し、ドル円は87.30台、ユーロドル
は1.3300まで上昇した。
3日はポジション調整と見られるフローに円売りの流れが緩むも、ADP雇用統計が予想比
大幅な上振れとなり再びリスクオン。ドル円は再び87円台に回帰すると、その後のFOMC
議事録で早期のQE縮小が議論されていたことが判り、米金利が急騰。ドル円はこの流れに
87円半ばへ上昇するも、ドル買いの流れからクロス円は大きく崩れ、ユーロ円は1/2の
高値115.70台から2円以上の下落幅となる113.60台へ、ユーロも同様に1.3300から1.30半ば
まで崩れた形となった。
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