昨晩の外為市場は、ドラギECB総裁の景気・インフレ見通し等についてのハト派的な見通し
や、ユーロ高懸念とも解釈できる発言を受けてユーロが大幅下落。ドル円もユーロ円の下げ
に連れ安となったが、米株の反発を支援に値を戻す推移となった。
欧州時間は、ハト派とみられていたBoEカーニー委員が「非伝統的措置の解消」に言及した
ことを受けて英ポンドがスクイーズ。BoEは予想通り金利・資産購入プログラムの額等を据
え置き1.5760台まで上昇していた英ポンドは1.57ardで小動き。次いでECBはこちらも予想
通り政策金利を据え置き、ユーロは1.3560ardでドラギ会見待ちの様相。
米国勢の参入後、発表されたジョブレスクレイムは予想よりやや弱めの数字となるも、
ドラギ会見待ちで反応は限定的。注目のドラギ会見は「インフレ率は2%を下回る」「ユー
ロ圏の景気リスクは下向き」「景気低迷は2013年始めも続く」と、景気・インフレ見通し
に対して弱気、さらには「為替レートは成長と物価安定にとって重要」とユーロ高牽制と
も受け止められる発言も飛び出し、これらのコメントにユーロは次々とストップをトリガー
する展開へ。ユーロはNY昼には1.3370台、対円で124.50台の安値、また、ドル円はリスク
回避の流れやユーロ円の急落に連れ安となり、93.00台まで下落した。
その後は米株式市場の反発や短期ポジション調整の動きにに支えられ93円半ばでこの日の
取引を終えた。
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