強い米指標受け米株買い・ドル買い

先週末の外為市場は、堅調な米経済指標に支援されドル買いが先行。円は米株の上昇に軟調と
なり、ユーロは1.3000割れ、ポンドは1.5000割れの局面も。

欧州時間は欧各国のPMIに振れる展開となったが、ユーロの上値は重い。西PMIの結果に1.3100
越えも見られたユーロは伊PMIに緩み1.30前半まで下落。英ポンドは同じくPMIの下振れを受け
1.50割れ目前まで下値を拡大した。

NY時間に入ると、英ポンド1.50割れを狙う動きが活発化し遂にこれをギブン。但し、
1.50割れ直後に激しいショートカバー。一方、ドル買いの流れにユーロも軟化し、1.3000を
中心とする値動きに。次いで発表された米経済指標はミシガン大消費者信頼感指数・ISM
製造業指数共に強い結果。ドル円は米株の上昇にも支えられ93円台半ばまで上昇し、ユー
ロ・ポンドは共に一段安。
結局ドルは多くの通貨に対してこの日の高値圏で取引を終えた。


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