キプロス支援条件に揺れるも流れはドル売り・円売り

昨晩の外為市場は、キプロスの支援条件を巡ってユーロが乱高下。ドルは全般に重く、円は小
緩い推移となった。

欧州時間は、キプロス銀行預金への課税の報にユーロが1.2820台まで続落となるが、その後は
ショートカバー気味に推移。独債以外の欧州債は軟調となり、欧株式市場も全般に弱め。

NY時間に入るとユーロが反発の度合いを強め、1.29半ばまでショートカバー。ドル売り気
味の推移にドル円も95円割れ水準へ。米株は軟調、米債も売られ足許の流れ対してポジ
ション調整気味の推移。その後米株が値を戻し、ドル円も95円台へ復帰。一方でユーロの
ショートカバーは続き1.30手前まで上昇。
市場が全般に穏やかな動きとなったNY午後もユーロは1.29台を激しく往来し1.29前半でこ
の日の取引を終了した。

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