ドル円は株式市場の高下に合わせラリー

先週末の海外市場は、欧州時間で円買い・ドル買いが先行し、ドル円は円買いの流れに押さ
れて100.20台へと下落。NY時間に入って米経済指標の強い数字に一旦ドル買いとなるも、
その後米株市場が急反落をしたことから再び売られ100円前半へ。結局のところ100前半-
101前半の往来となった。

欧州時間はユーロの下落を受けて広範にドル買いとなるも、一方で株式市場の下落を反映
してリスク回避から円買いの流れも。ドル円は円買いの流れが勝り100.20台まで下落した。

NY時間に入り、発表された5月シカゴ購買部協会景気指数、5月ミシガン大学消費者信頼
感指数確報値は共に強い内容となり、ドル円は101円台を回復。しかし、NY午後には月末の
特殊なフローとみられる売りに米株式市場が急反落したことから、外為市場でもドル売りが
優勢となり、ドル円は再び100円前半へ下落した。