またもQE Taperingに反落

昨晩の外為市場は、堅調な米経済指標の結果を受けドル買い・円売り気味の推移となるも、
その後英経済紙のQE Tapering観測記事を受けドル円は急反落。95円を挟んでの小動きから、
またも94円前半に押し戻される格好となった。

欧州時間は、欧株式市場・日経平均先物が相応に堅調な推移となったこと等を受けて落ち
着いた値動きとなり、ドル円は95円前半を中心に小動き。他の主要通貨も小動きを継続。

NY時間に入り、発表された米経済指標は総じて堅調。米株も堅調推移となったことを
受けてドル円は95円前半で小確り。しかし、その後FT紙に「FEDはQE縮小に向けてのシグ
ナルを送る」との記事が見られたことを契機に一気に米株・ドル円が反落。ドル円は
流動性の低い中S/Lを巻き込みながら94.20台へと下落した。